フォッパ(その他表記)Foppa, Vincenzo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フォッパ」の意味・わかりやすい解説

フォッパ
Foppa, Vincenzo

[生]1427頃.ブレシア
[没]1515/1516. ブレシア
イタリアの画家。ロンバルディア地方で指導的役割を果した。初期は J.ベリーニクレモナゴシック絵画に影響され,1460年以降 A.マンテーニャの作風を吸収。ミラノ公のスフォルツァ家宮廷画家として 56~90年パビアで活動。 70年以降はブレシアに定住した。作品はミラノの聖エウストルジオ聖堂ポルティナーリ礼拝堂のフレスコ画 (1468頃) ,ミラノのサンタ・マリア・ディ・ブレラ聖堂のフレスコ画『聖セバスティアヌス殉教』 (85,ミラノ,ブレラ絵画館) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む