フジキオビ(その他表記)Schistomitra funeralis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フジキオビ」の意味・わかりやすい解説

フジキオビ
Schistomitra funeralis

鱗翅目フタオガ科。前翅長 26mm内外。体のわりに翅が広く,外形シロチョウに似るが,翅色は前後翅とも黒色で,淡黄色の斑紋がある。昼飛性で,成虫は5~6月頃出現する。本州 (関東・中部地方山地) ,四国 (北部山地) に産する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のフジキオビの言及

【フタオガ(双尾蛾)】より

…腹脚は尾脚を加えると5対ある。日本には,キンモンガとフジキオビという,この科としては異質的な種を産する。いずれも中型(開張2~3.5cm),成虫は昼間活発に飛ぶ。…

※「フジキオビ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android