フナフティ島(読み)ふなふてぃとう(英語表記)Funafuti

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フナフティ島」の意味・わかりやすい解説

フナフティ島
ふなふてぃとう
Funafuti

太平洋中部、赤道のすぐ南にあるエリス諸島の主島。南北20キロメートル、東西18キロメートルの環礁で、30の小島からなる。1978年に独立したツバル領の島で、同国の首都が置かれている。1860年代には300人いたという人口奴隷として連れ去られ、一時100人にまで減った。のちエリス諸島内のほか島々サモア諸島からの移住が相次ぎ、現在の人口は4900(2001推計)である。やせた砂地ココヤシしか育たない。

[大島襄二]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android