真鳥(読み)マトリ

デジタル大辞泉 「真鳥」の意味・読み・例文・類語

ま‐とり【真鳥】

鳥。また、わしのようにりっぱな鳥。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「真鳥」の意味・読み・例文・類語

ま‐とり【真鳥】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ま」は接頭語 ) 見事な鳥。立派な鳥。多くは鷲(わし)異称として用いるが、時には鵜(う)にもいう。また、鷹(たか)狩では雉(きじ)を、矢羽では鷲をいい、その他、鶴や夜鳥の梟(ふくろう)木菟(みみずく)などをもいうことがある。
    1. [初出の実例]「真鳥(まとり)住む卯名手の杜(もり)の菅の根を衣にかきつけ着せむ児もがも」(出典万葉集(8C後)七・一三四四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む