真鳥(読み)マトリ

デジタル大辞泉 「真鳥」の意味・読み・例文・類語

ま‐とり【真鳥】

鳥。また、わしのようにりっぱな鳥。

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精選版 日本国語大辞典 「真鳥」の意味・読み・例文・類語

ま‐とり【真鳥】

〘名〙 (「ま」は接頭語) 見事な鳥。立派な鳥。多くは鷲(わし)異称として用いるが、時には鵜(う)にもいう。また、鷹(たか)狩では雉(きじ)を、矢羽では鷲をいい、その他、鶴や夜鳥の梟(ふくろう)木菟(みみずく)などをもいうことがある。
万葉(8C後)七・一三四四「真鳥(まとり)住む卯名手の杜(もり)の菅の根を衣にかきつけ着せむ児もがも」

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「真鳥」の解説

真鳥
(通称)
まとり

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
大友真鳥
初演
延宝3.9(江戸・大和守邸)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「真鳥」の解説

真鳥

茨木和生の句集。2015年刊行(角川文化振興財団)。2016年、第31回詩歌文学館賞(俳句部門)受賞

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