フライバイ(その他表記)fly-by

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フライバイ」の意味・わかりやすい解説

フライバイ
fly-by

近傍通過。惑星間飛行を行う宇宙機が,目標の惑星に衝突したり,その惑星の衛星になったりすることなく,接近してその近傍を通過する飛行のこと。また惑星の近傍を通過するとき,その惑星の重力や運動量 (その惑星の公転運動量など) を利用し,宇宙機の速度や方向を変えることができ,その後は特定の方向に向って飛行を続行する。燃料を消費せずに軌道変更と加速ができるこのような飛行方式をフライバイあるいはスイングバイ制御という。これを利用した初めての探査機は 1973年打上げのアメリカの「マリナー 10号」で,日本でも 90年打上げの「ひてん」が月をフライバイ制御の実験を行なっている。

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