20世紀西洋人名事典 「フランシスキング」の解説
フランシス キング
Francis King
1923 -
英国の小説家。
1949年にオックスフォード大学を卒業し、’51年に修士課程を終了する。ブリティッシュ・カウンシルに務め’59年からは数年京都支所長として赴任した。その傍ら、作家活動もして、’51年に「分流」でデビューし、’52年にモーム賞を受賞している。そのほか「黒い眼鏡」(’54年)、「快楽の園の最後のもの」(’65年)などがあり、また短編集に日本を取材して書いた「唐傘」(’67年)などがある。作品の舞台は彼の豊かな外国生活を反映してバラエティーに富んでいる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報