20世紀西洋人名事典 「フランシスミヨマンドル」の解説
フランシス ミヨマンドル
Fracis de Miomandre
1880 - 1959
フランスの小説家。
トゥール生まれ。
マルセイユで青少年時代を過ごし、作品は主にマルセイユが舞台となっている。1908年「水に描く」でゴンクール賞を受け脚光を浴びる。ペシミストの現実観察をファンタジーとユーモアに包んだ奇抜な構想の作が多い。他に「テレーズ・ボーシャンの半生」(’14年)、「黄金の雄牛と怒った雌牛」(’17年)、「引篭りやの旅行」(18年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報