フリスビー(その他表記)frisbee

デジタル大辞泉 「フリスビー」の意味・読み・例文・類語

フリスビー(Frisbee)

プラスチック製の円盤を投げ合って、投げ方・受け方あるいは飛距離などを競うスポーツ遊戯。また、その円盤。商標名。

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精選版 日本国語大辞典 「フリスビー」の意味・読み・例文・類語

フリスビー

  1. ( Frisbee ) フライングディスクの商標名。〔唐獅子株式会社(1978)〕

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改訂新版 世界大百科事典 「フリスビー」の意味・わかりやすい解説

フリスビー
frisbee

プラスチック製の円盤の形をした遊技具。底を上にして水平に保持し,手首スナップを利かせて水平に投げると,円盤は空気の浮力を受けて空中をすべるように進む。ゲームとしては飛ぶ距離を競ったり,飛んでくる円盤を空中でつかまえて投げ返し,ラリーを楽しんだりする。さらに円盤を利用したゴルフ形式のゲーム,サッカーやバスケットボール型のゴールをねらうゲームも行われている。アメリカで,1940年代にイェール大学の学生がパイ焼用の皿を戯れに投げ合い,パイ屋の名称にちなんで〈フリスビー〉と呼んでいた。一方,フレッド・モリソンが,空中を飛ばす円盤を考案し,はじめは金属製だったが,1948年にプラスチック製のものを製作した。当時は一般にフライングソーサー空飛ぶ円盤)などの名で呼ばれていた。そのメーカーが59年にフリスビーの名を知って商品名に採用した。60年代に入ってしだいに普及し,74年には第1回の世界選手権大会が開かれている。日本には69年に紹介され,75年には日本フリスビーディスク協会が設立された。その後,商品名である〈フリスビー〉という名をさけて,日本フライングディスク協会と名称を改めている。

 競技は,投げる距離を競う〈ディスタンス〉,ディスクの巧みな操作演技力を見せる〈フリースタイル〉,さらにディスクを投げながらコースを回る〈ディスクゴルフ〉や,バスケットボール式に7名同士でゴールを争う〈アルテミット〉というチームゲームも行われている。
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百科事典マイペディア 「フリスビー」の意味・わかりやすい解説

フリスビー

プラスチック製の円盤を投げるスポーツ。1940年代に米国のイェール大学の学生がパイ焼き用の金属の皿を投げ合ったのが始まりとされる。レクリエーションとして広場キャッチボールのように投げ合って楽しむほか,競技としては,世界選手権大会(1974年―)および日本選手権大会で公認競技として行われる9種目がある。たとえば,ディスタンス(投げる距離を競う),フリースタイル(巧みな操作と演技力),ディスク・ゴルフ(投げながらコースを回る),アルテミット(バスケットボールのように,7名でゴールを争う)など。なお〈フリスビー〉は登録商標のため,競技名としては〈フライングディスク〉と呼ばれる。
→関連項目フリースタイル

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