ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フリードリヒ・カルル」の意味・わかりやすい解説
フリードリヒ・カルル
Friedrich Karl
[没]1885.6.15. ポツダム近郊クライングリーニッケ
ドイツ,プロシアの軍人。皇帝ウィルヘルム1世の甥。のちの陸相 A.ローンの指導で軍事教育を受け,1848年陸軍大尉,52年大佐,54年少将。 58年にフランスで軍事を研究,61年に騎兵大将となり,64年の対デンマーク戦を指揮。 66年のプロシア=オーストリア戦争時,ケーニヒグレーツの戦いで軍司令官として大勝を博し,70年の普仏戦争では,第2軍を率いて,A.バゼーヌをメッツに攻囲し降伏させて陸軍元帥となった。
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