フレデリック・カーランドウィリアムズ(英語表記)Frederick Calland Williams

20世紀西洋人名事典 の解説

フレデリック・カーランド ウィリアムズ
Frederick Calland Williams


1911.6.26 - 1977.8.11
電気工学電子工学の技術者。
元・マンチェスター大学教授
チェシャーのストックポート近くのロメリー生まれ。
博士号取得後はマンチェスター大学で研究し、第二次大戦後、MIT訪問の後に陰極線管情報記憶装置の開発を始め、情報を信号化して画面上の点で情報を記憶させ、その点をいつまでも残しておけるように設計した。1946年にマンチェスター大学電子技術の教授になり、ニューマン共同で’48年にプログラム内臓コンピューターを製作した。このウィリアム管は有名となって、IBM700シリーズなどに使用された。’50年代には誘導電動機と誘導励起交流発電機の研究を始め、’50年にはロイヤルソサイエティ会員へ選出され、’76年にはナイト称号を与えられた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android