電子工学(読み)デンシコウガク(その他表記)electronics

翻訳|electronics

デジタル大辞泉 「電子工学」の意味・読み・例文・類語

でんし‐こうがく【電子工学】

電子伝導、およびその現象を応用する装置技術についての学問エレクトロニクス

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精選版 日本国語大辞典 「電子工学」の意味・読み・例文・類語

でんし‐こうがく【電子工学】

  1. 〘 名詞 〙 電子の運動による現象やその応用技術などを研究する工学の一分野。真空管半導体磁性体などを用いる産業技術の基礎となる。エレクトロニクス。〔百万人の科学(1939)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電子工学」の意味・わかりやすい解説

電子工学
でんしこうがく
electronics

電気工学のうち電子現象を応用した分野,すなわち真空管の中での電子流の制御トランジスタなどの固体素子中の電子流の制御,そのほか圧電効果,磁歪効果などを組合せて得られる技術をさす。その成果はラジオ,テレビ,オーディオ装置,テープレコーダ,電子式計測器,自動制御装置コンピュータ,通信機などに具体化され,時代とともにその性能の向上はめざましいものがある。この分野は,第2次世界大戦中のレーダなどの開発に伴って急速に進歩し,戦後の固体物性物理学の発達によって近代技術の花形となった。一方,マイクロ波技術の向上によって,レーザーなどの量子エレクトロニクスの分野が開かれた。

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改訂新版 世界大百科事典 「電子工学」の意味・わかりやすい解説

電子工学 (でんしこうがく)

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百科事典マイペディア 「電子工学」の意味・わかりやすい解説

電子工学【でんしこうがく】

エレクトロニクス

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「電子工学」の意味・わかりやすい解説

電子工学
でんしこうがく

エレクトロニクス

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世界大百科事典(旧版)内の電子工学の言及

【エレクトロニクス】より

…電子工学ともいう。トランジスター,電子管,レーザーなどのように電子のもつ運動エネルギー,位置エネルギーなどを利用して電気信号の発生,増幅,制御を行う素子,いわゆる電子デバイスを中心とする工学の一分野をエレクトロニクスと呼ぶ。…

※「電子工学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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