20世紀西洋人名事典 の解説
フレデリック・ジャクソン ターナー
Frederic Jackson Turner
1861 - 1932
米国の歴史家。
ウィスコンシン州生まれ。
1891〜1910年生地のウィスコンシン大学、’10〜24年ハーバード大学で教鞭を執り、アメリカ史を講義する。その後は’27年からカリフォルニア州ハンティントン・ライブラリーの研究員を務める。1893年発表の論文「アメリカ史における辺境の意義」で歴史学者としての地位を確立したほか、アメリカ思想界にも多大な影響を与え、その後は一連の論文でフロンティア学説を展開。著書に「西部の興隆」(1906年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報