フーウェライト

最新 地学事典 「フーウェライト」の解説

フーウェライト

whewellite

化学組成CaC2O4・H2Oの鉱物。シュウ酸石灰石とも。単斜晶系,空間群P21/c, 格子定数a0.6290nm, b1.4583, c1.0116, β109.46°, 単位格子中8分子含む。短柱状結晶が双晶してハート形,擬斜方型柱状をなす。無~白~黄~褐色,透明~半透明,ガラス~真珠光沢。劈開{101}に良好,{001}・{010}に明瞭。硬度2.5~3,比重2.22。薄片では無色,屈折率α1.489, β1.533, γ1.649, 2V(+)~80°。塩酸に可溶。おもに炭層,石灰質ノジュール(セプタリア,いわゆる亀甲石)中に方解石などに伴う。熱水鉱脈や断層面にもみられ,人体の腎臓結石などの一部はこの鉱物。名称は英国の自然科学者・哲学者W.Whewell(1794~1866)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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