ブエノスアイレス湖(読み)ブエノスアイレスコ(その他表記)Lago Buenos Aires

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブエノスアイレス湖」の意味・わかりやすい解説

ブエノスアイレス湖
ブエノスアイレスこ
Lago Buenos Aires

チリではヘネラルカレラ General Carrera湖。南アメリカ南部,パタゴニアアンデス山中にアルゼンチンとチリにまたがって位置する湖。南緯 46°と 47°の間に東西約 130kmにわたって延び,面積 2240km2。湖面標高 215m。東端からデセアド川,南西端からベーカー川が流出し,それぞれ大西洋太平洋に注ぐ。南岸にはロスアンティグオス (アルゼンチン) ,チレチコ (チリ) の町がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブエノスアイレス湖」の意味・わかりやすい解説

ブエノス・アイレス湖
ぶえのすあいれすこ
Lago Buenos Aires

南アメリカ南部のアンデス山脈内にある湖。アルゼンチンとチリの国境をまたいで東西に長く延びる。面積2240平方キロメートル、そのうち881平方キロメートルがアルゼンチンに属し、両国にとって最大の湖である。氷河時代氷河によって削られてできた氷河湖で、湖水は現在チリ側に流出して太平洋に注いでいるが、かつてはデセアド川を通じて大西洋へ注いでいたといわれる。

[松本栄次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android