ぶすり(読み)ブスリ

精選版 日本国語大辞典 「ぶすり」の意味・読み・例文・類語

ぶすり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. ぶすっと
    1. [初出の実例]「彼はぶすりとして然も力のない声を投げ掛けるやうにしていった」(出典:土(1910)〈長塚節〉二三)
  3. 物が勢いよく突き刺さるさま、また、柔らかいものに、物を突き入れるさまなどを表わす語。
    1. [初出の実例]「踏むとぶすりと音をさせて踝が隠れるやうな、滑な淤泥の心もちである」(出典:沼地(1919)〈芥川龍之介〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む