ぶつ切り(読み)ブツギリ

デジタル大辞泉 「ぶつ切り」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐ぎり【ぶつ切り】

料理で、材料を形にこだわらず大きめに切ること。また、その切ったもの。ぶつ切れ。「マグロぶつ切りにする」
続いているものが途中でいくつにも切れる。ぶつ切れ。「文章ぶつ切りになる」
[類語]千切り千六本薄切り輪切り乱切りみじん切り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「ぶつ切り」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐ぎり【ぶつ切】

  1. 〘 名詞 〙 料理の材料などをむぞうさに大きく厚めに切ること。また、そのように切った物。
    1. [初出の実例]「鮪(まぐろ)をねらって来たのだな。この間ぶつ切(キ)りを喰はせてやったものだから味を〆めたな」(出典:どぜう地獄(1924)〈岡本一平二八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android