千六本(読み)セロッポウ

デジタル大辞泉の解説

せろっ‐ぽう【本】

《「繊蘿蔔(せんろふ)」の音変化》「せんろっぽん(千六本)」に同じ。
「せぎりにして、又―に刻むか」〈続狂言記・俄道心

せん‐ろっぽん〔‐ロクポン〕【千六本/繊六本】

《「繊蘿蔔(せんろふ)」の唐音「せんろうぽ」の音変化》大根などを細長く刻むこと。また、刻んだもの。千切り

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精選版 日本国語大辞典の解説

せろっぽう【千六本】

〘名〙 (「せんろふ(繊蘿蔔)」の変化した語) =せろっぽん(千六本)
※狂言記・俄道心(1700)「又せろっほうにきざむか。いやいや、是はせぎりにすると申」

せろっぽん【千六本】

〘名〙 (「せんろふ(繊蘿蔔)」の変化した語) 大根などを細長く刻むこと。また、そのもの。せんぎり。せろっぽ。せろっぽう。せんろっぽん。
※かた言(1650)四「ほそくきざみてうじたるを繊蘿蔔(せんろふ)と申すを、せろっぽんと云は、いかが」

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世界大百科事典内の千六本の言及

【ダイコン(大根)】より

…古名を〈おおね〉といい,《和名抄》は〈葍〉〈蘿菔〉の字をあて,〈俗に大根の二字を用う〉としている。ほかに,〈蘿蔔(らふ)〉とも書き,せん切りにした意味の繊蘿蔔がなまって千六本ということばが生じたという。近世以前どんな味付けをして食べていたものか,ほとんど知る手がかりがない。…

※「千六本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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