ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブバスティス」の意味・わかりやすい解説
ブバスティス
Bubastis
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… 古代から地中海と紅海を結ぶ航海ルートの重要性は注目され,ナイル川を経由して二つの海を結ぼうという運河建設の試みは何度も行われ,古代エジプト時代の記録にも残っている。第26王朝(前663‐前525)のネコ2世の時代にはデルタ地帯のナイル川支流に面したブバスティスの町から紅海までの運河建設が計画され,その後アケメネス朝ペルシアのダレイオス1世が完成させ,現在でもその運河跡が残っている。ローマ時代にも改修工事が行われて使用されていたが,やがて土砂の堆積によって荒廃してしまった。…
※「ブバスティス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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