ブランカ湾(読み)ぶらんかわん(その他表記)Bahía Blanca

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブランカ湾」の意味・わかりやすい解説

ブランカ湾
ぶらんかわん
Bahía Blanca

南アメリカ、アルゼンチン中部の湾。大西洋に向かって漏斗(ろうと)状に口をあけたエスチュアリー三角江)で、湾内には土砂堆積(たいせき)でできた浅瀬小島が多い。湾奥には、パンパ南部の中心都市バイア・ブランカの外港で、小麦果実類石油などの積み出しで重要なインヘネイロ・ホワイトなどの商港、北岸のプンタ・アルタには軍港プエルト・ベルグラノがある。

[松本栄次]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブランカ湾」の意味・わかりやすい解説

ブランカ湾
ブランカわん
Bahía Blanca

アルゼンチン中部,大西洋岸にある湾。南東に向ってV字形に開口した湾で,湾口部の幅約 50km,奥行は約 70km。湾内にはトリニダードベルメホなどの大小の島がある。湾奥に同国の主要港の一つであるバイアブランカが立地するほか,沿岸にプエルトガルバン,インヘニエロホワイト,プエルトベルグラノなどの港が連なり,湾岸一帯は同国の人口集中地域の一つとなっている。

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