ブルーノ・レオナルドゲルバー(英語表記)Bruno-Leonardo Gelber

現代外国人名録2016 の解説

ブルーノ・レオナルド ゲルバー
Bruno-Leonardo Gelber

職業・肩書
ピアニスト

国籍
アルゼンチン

生年月日
1941年3月19日

出生地
ブエノスアイレス

受賞
ロン・ティボー国際音楽コンクール第3位ピアノ部門〔1961年〕

経歴
父はテアトロ・コロンのバイオリニスト、母はピアニスト。母からピアノを学び、1946年から故郷の名教師スカラムッツァに師事。’48年小児麻痺にかかったがピアノの勉強を続け、’51年ベートーヴェンのピアノ協奏曲3番でソロデビュー。’55年マゼールやトスカニーニと共演し注目された。’57年チリ、’58年ヨーロッパに演奏旅行、’59年にはアルゼンチンで150回以上の演奏会を行なった。’60年フランス政府の給費留学生としてパリでマルグリット・ロンに師事。’61年ロン・ティボー国際コンクールで3位入賞し、世界的に注目される。以来パリに居を移し、ヨーロッパを中心に国際的に活躍。ブラームスとベートーヴェンがレパートリーの中心で円熟した気品ある演奏は高い評価を得る。’68年以来来日公演多数。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 の解説

ブルーノ・レオナルド ゲルバー
Bruno Leonardo Gelber


1941.3.19 -
アルゼンチンのピアノ奏者。
ブエノス・アイレス生まれ。
ヴァイオリン奏者の父と、ピアノ奏者の母を持ち、1946年から名教師スカラッムッツァに師事した。’49年にラジオに出演したのを初めとして、’55年にロリン・マゼールと共演して成功し、トスカニーニなどとも共演している。’65年にロン・ティボー国際コンクールで入賞し注目され、ヨーロッパを中心に世界的に活躍している。気品のある音楽は高く評価され、特にブラームス、ベートヴェンを得意としている。レコードにはベートヴェン「ピアノ協奏曲第5番「皇帝」」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android