ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像(読み)ブレーメンのマルクトひろばのしちょうしゃとローラントぞう

世界遺産詳解 の解説

ブレーメンのマルクトひろばのしちょうしゃとローラントぞう【ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像】

2004年に登録されたドイツ世界遺産文化遺産)。ブレーメンは、中世、ハンザ同盟都市として栄えた港町。有名なメルヘン街道がこのブレーメンから南のハーナウまで600km続く。旧市街マルクト広場にある市庁舎は、15世紀初期にゴシック様式で建築され、17世紀にヴェーザー・ルネサンス様式に改築された。ローラント像は市庁舎の前、マルクト広場中央に建てられている。高さ5.5mの石像で、1404年に制作された。中世に隆盛を誇った自由ハンザ都市の伝統を今に伝える、貴重な建築物であることなどが評価され、世界遺産に登録された。◇英名はTown Hall and Roland on the Marketplace of Bremen

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

百科事典マイペディア の解説

ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像【ブレーメンのマルクトひろばのしちょうしゃとローラントぞう】

ドイツの北西部に位置するブレーメンの市街中心部にあるマルクト広場には,15世紀初期にゴシック様式で建てられ,その後17世紀初期にルネサンス様式で改装された市庁舎があり,北ドイツで最も重要な建物の1つになっている。またその前には高さ5.5mの石造のローラント像が立っておりブレーメンの象徴となっている。2004年世界文化遺産に登録。

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