ブロッケス(その他表記)Brockes, Barthold Heinrich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブロッケス」の意味・わかりやすい解説

ブロッケス
Brockes, Barthold Heinrich

[生]1680.9.22. ハンブルク
[没]1747.1.16. リッツェビュッテル
ドイツ詩人バロックの伝統に従って,1715年「ドイツ語使用協会」を設立,以後,詩,オラトリオなどを後期バロックの大仰文体で書いた。『臨終イエス』 Der sterbende Jesus (1712) は数ヵ国語に翻訳され,ヘンデルテレマンに曲を付された。作品は『神における地上の喜び』 Irdisches Vergnügen in Gott (9巻,21~48) に収められている。ほかに J.トムソンの長詩『四季』の翻訳 (45) など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

とっさの日本語便利帳 「ブロッケス」の解説

ブロッケス

愚か者は、金を持って死んでいくために、貧乏で暮らす。\ブロッケス
ドイツの詩人(一六八〇~一七四七)。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android