プトレマイオス5世エピファネス(読み)プトレマイオスごせいエピファネス(その他表記)Ptolemaios V Epiphanēs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

プトレマイオス5世エピファネス
プトレマイオスごせいエピファネス
Ptolemaios V Epiphanēs

[生]前210頃
[没]前180
プトレマイオス朝 5代目の王 (在位前 205頃~181) 。プトレマイオス4世フィロパトルの子。顕現神王 (エピファネス) とも呼ばれる。5歳で即位した幼王は廷臣ソシビオスの思いのままであった。その間,外国勢力が反攻に転じ,海外領土の多くが失われた。前 202年にソシビオスが引退すると,仲間のアガトクレスが幼王の後見人となった。それに対してペルシオンの知事トレポレモスが反乱を起し,アガトクレスの党派を倒し,王を正式に即位させた。セレウコス朝との間では依然としてコエレ=シリア問題が起っていたが,ローマ仲裁で一応解決。地方の反乱も続き,中央政府はノモスの知事の権限を増大して対処した。この間の事情は有名なロゼッタ石に書かれている。

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