Windows 95やWindows NT 4.0環境において、何らかのオブジェクト(ファイルアイコンやドライブアイコンなど)を選択して、マウスの右ボタンを押したときに表示されるメニュー。このプロパティメニューのメニュー項目の内容はオブジェクトによってさまざまだが、たとえばファイルなら、そのアプリケーションを任意のアプリケーションで開く、クリップボードにコピーする、プロパティダイアログ(そのオブジェクトに関する情報の表示、設定変更を行なうためのダイアログボックス)を開く、などのメニュー項目が用意されている。つまりこのプロパティメニューには、そのオブジェクトに対して実行できる何らかのアクション、およびそのオブジェクトの情報を知るためのメニュー項目などが表示されるので、ユーザーはオブジェクトの種類によらずこのメニューを頼りに基本的な処理を実行できるようになる。