WindowsMe(読み)うぃんどうずみー

日本大百科全書(ニッポニカ) 「WindowsMe」の意味・わかりやすい解説

Windows Me
うぃんどうずみー

マイクロソフト社のパーソナルコンピュータ(パソコン)向けオペレーティングシステムOS)。Windowsシリーズのなかで、Windows 98 SEに続くバージョンで、Windows 2000と同じ2000年に発売された。Microsoft Windows Millennium Editionの略称で、その頭文字から「エムイー」と読まれることが多いが、マイクロソフトでは正式には「ミー」と呼称している。

 マイクロソフト社は、MS-DOSベースに生まれたWindows 95/98/98 SE(Windowsのバージョン4グループ)とは基本構造が異なるWindows NTを1993年に発売、WindowsシリーズをWindows NTに統合すべく、同じ系列のWindows 2000を投入した。しかし、一般的浸透はみられなかったため、ユーザーの多かったWindows 98 SEのバージョンアップ版としてWindows Meが発表された。その後はWindows NTの流れをくむWindows XPに統合されている。

[編集部]

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IT用語がわかる辞典 「WindowsMe」の解説

ウィンドウズミー【Windows Me】

マイクロソフトが2000年に発売したパソコン向けオペレーティングシステムWindowsシリーズのひとつ。Windows 98後継として、特に家庭での利用を念頭に置いて開発された。マルチメディア機能を強化したほかバックアップサポート機能など、初心者に配慮した改良がなされた。◇「Windows Millennium Edition」から。略して「WinMe(ウィンミー)」ともいう。同時期にはビジネス用・サーバー用のオペレーティングシステム「Windows NT」の後継として開発されたWindows 2000も発売された。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「WindowsMe」の解説

Windows Me

2000年9月にマイクロソフトが発表した、Windows 98 SEの後継OS。Fast Boot、USBやIEEE1394、Bluetoothなどへの接続のサポートといった機能が追加されている。Windows 2000に似た外見を持っており、Internet Explorer 5.5とデスクトップ環境を統合することでインターネットとローカル環境を意識させない環境や、レガシーフリーによる起動の高速化を実現する。また、Windows Media Player 7をはじめとする、マルチメディア環境の充実が図られている。

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