普及版 字通 の解説
9画
[字訓] うきくさ・よもぎ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(平)(へい)。〔説文〕一下に「(うきくさ)なり。根無くして、水にびて生ずるなり」とあって、水草をいう。〔詩、小雅、鹿鳴〕「(いういう)たる鹿鳴 野の(ひやう)を(は)む」の〔箋〕に(よもぎ)の類としており、一名にして両義。〔爾雅、釈草〕にもその両義をあげている。
[訓義]
1. うきくさ、水草。
2. よもぎ。
3. 澎と通じ、水のあふれるさま。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アハス・ウキクサ 〔立〕 アツマル・ウキクサ
[熟語]
▶・果▶・車▶・▶・▶
[下接語]
華・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報