ヘファイスチオン(その他表記)Hēphaistiōn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘファイスチオン」の意味・わかりやすい解説

ヘファイスチオン
Hēphaistiōn

[生]前356頃
[没]前324
古代マケドニアの将軍アレクサンドロス3世 (大王)の幼友だちであり,最も親しい仲間であった。有能な指揮官で,大王の帝国建設計画の熱心な理解者だった。遠征ではすぐれた働きをみせ,大王は彼のためにアケメネス朝ペルシアのキリアルコス (千人隊長) の役を復活させ,第1の部下であることを示した。その突然の死は大王をひどく悲しませたという。

ヘファイスチオン
Hēphaistiōn

2世紀中頃のギリシアの韻律研究家。アレクサンドリア出身。『韻律論』 Peri Metrōn (48巻) からの抄録が現存する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む