ヘルモンティス(その他表記)Hermonthis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘルモンティス」の意味・わかりやすい解説

ヘルモンティス
Hermonthis

テーベの南方約 15kmのナイル川西岸にあった古代エジプトの都市。現アルマント。「南のヘリオポリス (オン ) 」として知られ,エジプトの第1中間期 (前 2181頃~2040頃) のあと中王国を築き上げたテーベの州知事たちの出身地であった。ここでは太陽崇拝および鷹頭人間の形をした軍神モント (メントゥ) の崇拝が行われた。 1929~38年の発掘で聖牛ブキスの墓ブケウムやプトレマイオス時代からローマ帝国時代の神殿,先王朝時代の墓地が発見された。 19世紀の旅行家の記録によると,クレオパトラがその子カイサリオンの誕生を記念して建立した神殿が存在していたとされている。

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