距離競技(読み)キョリキョウギ

デジタル大辞泉 「距離競技」の意味・読み・例文・類語

きょり‐きょうぎ〔‐キヤウギ〕【距離競技】

スキーノルディック種目の一。起伏の多い雪の山野に設定されたコースを走り、その所要時間を競う。長距離短距離リレーなどの種目があり、それぞれクラシカル走法フリー走法の2種類の滑り方が指定・使用される。クロスカントリースキー

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精選版 日本国語大辞典 「距離競技」の意味・読み・例文・類語

きょり‐きょうぎ‥キャウギ【距離競技】

  1. 〘 名詞 〙 スキーのノルディック種目の一つ。起伏の多い山野に設定されたコースを走り、所要時間を競う。

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百科事典マイペディア 「距離競技」の意味・わかりやすい解説

距離競技【きょりきょうぎ】

スキー競技のノルディック競技種目の一つ。スキーを滑らせて一定の距離を走る速さを競う。cross-countryクロスカントリー・レース)が正式名称。スキーレーシングski racing,ラングラウフLanglauf(ドイツ語)とも。コースは平地・上り・下りを均等に配し,標高差の最高限度は男子10kmで200m,15km以上で250m,女子5kmで100m,10km以上で150m。また30km以上のレースでは給食所が設けられる。追い抜く合図によって先行走者がコースを空けないと失格になる。走法の異なるクラシカル走法とスケーティング走法のどちらか一方,または両走法を組み合わせた複合によって争われる。2014年のソチオリンピックでは,男子がクラシカル15km,フリー50km,4×10kmリレー,複合,スプリント,団体スプリント,女子がクラシカル10km,フリー30km,4×5kmリレー,複合,スプリント,団体スプリントで競われた。距離競技とライフル射撃競技を組み合わせるバイアスロンもある。
→関連項目バイアスロン複合競技

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「距離競技」の意味・わかりやすい解説

距離競技
きょりきょうぎ

「クロスカントリースキー」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の距離競技の言及

【スキー】より

…これは,のちに有名なホルメンコーレン大会(ノルウェー選手権大会)として受け継がれていく。北ヨーロッパの丘陵で発達した技術は,距離競技とジャンプに大別できるが,合わせてノルディック種目Nordicと呼ばれる。 北ヨーロッパのスキー術はついでアルプス地方に伝えられた。…

※「距離競技」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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