ヘンメイ(その他表記)Hemmij, Gijsbert

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘンメイ」の意味・わかりやすい解説

ヘンメイ
Hemmij, Gijsbert

[生]1747.6.16. ケープ植民地
[没]寛政10(1798).4.24. 掛川
長崎出島のオランダ商館長 (1792~98) 。フランス革命江戸幕府の銅の輸出額制限のため日蘭貿易苦境に陥ったのに対し,商館長毎年交代制を5年交代制に改め,また輸出の増大に努めた。しかし島津氏との密取引など経営上の私曲も多かったらしい。寛政6 (94) 年と同 10年に江戸参府を行なったが,2度目の帰途遠江掛川で病死。天然寺に墓がある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「ヘンメイ」の解説

ヘンメイ Hemmij, Gijsbert

ヘンミ

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