ヘンリ3世(その他表記)Henry Ⅲ

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ヘンリ3世」の解説

ヘンリ3世(ヘンリさんせい)
Henry Ⅲ

1207~72(在位1216~72)

プランタジネット朝第4代のイングランド王。ジョン王長子教皇庁への従属,外国人重用,対フランス戦争の失敗,重税など失政が多く,モンフォールらの貴族反抗を招き,1258年オクスフォード条項を承認した。のちこれを破棄したため内乱が起こり,65年聖職者,貴族や州騎士,市民の代表を集めて国政を議したが,一般にこれがイギリス議会起源といわれる。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む