ベニリンゴ(読み)べにりんご

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベニリンゴ」の意味・わかりやすい解説

ベニリンゴ
べにりんご / 紅林檎
[学] Malus beniringo Makino

バラ科(APG分類:バラ科)の落葉高木。葉は互生し、楕円(だえん)形または広卵形で、縁(へり)に細鋸歯(きょし)がある。4~5月、太く短い花柄の先に白色または淡紅色の花を上向きに開く。この形状から別名ウケザキカイドウ(受咲海棠)ともいう。楕円形リンゴに似た果実が垂れ下がる。先端に宿存萼(がく)があり、10月ころ紅色または黄色に熟す。本州北部原産で、おもに盆栽にするが、切り花にも用いる。繁殖ズミを台木にして接木(つぎき)する。日当りのよい肥沃(ひよく)な砂質壌土を好み、寒地でよく育つ。

小林義雄 2020年1月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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