ペーターコンヴィチュニー(英語表記)Peter Konwitschny

現代外国人名録2016 の解説

ペーター コンヴィチュニー
Peter Konwitschny

職業・肩書
オペラ演出ライプツィヒ歌劇場首席演出家

国籍
ドイツ

生年月日
1945年

出生地
フランクフルト・アム・マイン

学歴
ハンス・アイスラー音楽大学

受賞
コンラート・ウルフ賞(1992年度)

経歴
来日経験もある著名な指揮者フランツ・コンヴィチュニーを父に持つ。2歳のときからオペラに親しみ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者に父が就任したため東ドイツに移住。音楽的素養の多くを父から受ける。ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で演出を学ぶ。舞台芸術についてベルトルト・ブレヒトとワルターフェルゼンシュタインの両巨頭に大きな影響を受ける。1971年よりベルリナー・アンサンブルに所属。ルート・ベルクハウスのもとで演出助手を務める。’80年から演出家としてハレ、ライプツィヒ、ドレスデン、ベルリン、グラーツバーゼルで成功。’84年からはヘンデルの生地ハレでバロックオペラを手がけ、特に「フロリダンテ」「リナルド」「タメルラーノ」(以上ヘンデル)「オルフェオとエウリディーチェ」(グルック)などで成功し世界的に注目を浴びた。’90年代にはグラーツ、バーゼル、ライプツィッヒ、パリ・シャトレ座、ミュンヘン・バイエルン州立歌劇場等でも活躍。オペラ専門誌「オぺルン・ヴェルト」では年間最優秀オペラ演出家に多数選出される。手がける作品全てが世界に大きな話題を提供する。2006年には日本で「魔笛」「皇帝ティトの慈悲」を演出、上演し話題を集めた。2007年オペラ「アイーダ」をドイツ・ザールブリュッケンで上演、斬新な演出で注目を浴びる。2008年夏ライプツィヒ歌劇場首席演出家に就任。同年日本で「アイーダ」「エフゲニー・オネーギン」、2011年「サロメ」を上演。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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