ボソン(その他表記)boson

翻訳|boson

デジタル大辞泉 「ボソン」の意味・読み・例文・類語

ボソン(boson)

ボース粒子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボソン」の意味・わかりやすい解説

ボソン
boson

ボース統計に従う粒子。ボース粒子ともいう。スピン整数素粒子複合粒子はボソンであり,光子,すべての中間子,および偶数個の核子からなる原子核などがその例である。またフォノンプラズモンのような準粒子もボソンである。ボソン集団の状態は粒子の座標の交換に関して対称波動関数で表される。

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世界大百科事典(旧版)内のボソンの言及

【量子統計】より

…さらに,相互作用がない多粒子系でも,量子系ではマクスウェル=ボルツマンの速度分布が破れるのである。 量子論に登場する粒子は,フェルミ粒子(フェルミオンfermion)かボース粒子(ボソンboson)かに大別される。いずれの場合も同種の粒子はまったく識別不可能で,2個の同種粒子を入れ替えても量子状態は不変だと考える。…

※「ボソン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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