ポンペイ島(読み)ポンペイトウ(その他表記)Pohnpei Island

デジタル大辞泉 「ポンペイ島」の意味・読み・例文・類語

ポンペイ‐とう〔‐タウ〕【ポンペイ島】

Pohnpei》太平洋西部、ミクロネシア連邦東部の火山島。北西部に首都パリキール北部に中心集落コロニアがある。コプラを産するほか、かつおぶし製造と製糖業が盛ん。ポーンペイ島。ポナペ島

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポンペイ島」の意味・わかりやすい解説

ポンペイ島
ポンペイとう
Pohnpei Island

ミクロネシア連邦カロリン諸島東部にある火山島。旧称ポナペ島。中央の高地と周囲の低地からなり,外側は堡礁によって囲まれている。最高点はトトロム山(ドロームウォー山)の標高 791m。中央の高地は密林に覆われ,周囲の低地の土壌肥沃コプラを産出する。1828年ロシアの軍艦『セニャビン』が来航した。ナンマトール遺跡(2016世界遺産の文化遺産に登録)をはじめ,玄武岩や巨石サンゴでつくられた王宮,墓地,防壁などの巨石遺構が島の各所に見られる。ミクロネシア連邦の首都パリキールがある。面積 334.1km2。人口 3万6196(2010)。

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