20世紀西洋人名事典 の解説
ポール・マーロー スウィージー
Paul Marlor Sweezy
1910.10.10 -
米国のマルクス主義経済学者。
元・ハーバード大経済学部教授。
ニューヨーク生まれ。
1934年より12年間ハーバード大学に勤務。その後’49年より「マンスリー・レビュー」誌を主宰。’58年よりエール、コーネル、スタンフォード大学で、それぞれ客員教授を務め、’75年からニューヨークのニュー・スクール・フォア・ソシアル・リサーチの教授となる。’39年屈折需要曲線の理論を提示した「寡占状態における需要」は、近代経済学者としての評価を高めた。「資本主義発展の理論」(’42年)や「独占資本」(’66年)などの代表作がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報