20世紀西洋人名事典 「ポールレノー」の解説
ポール レノー
Paul Reynaud
1878.10.15 - 1966.9.21
フランスの政治家。
元・フランス首相。
弁護士を経て、1930〜32年保守派下院議員として蔵相、植民地相を歴任する。第二次大戦勃発後の’40年首相。フランスの敗北にともない、ペタン元帥を副首相に、自らは国防相を兼任して抗戦継続を意図、しかし内閣で孤立し辞任に追いやられる。大戦中はドイツに抑留されるが、戦後政界に戻り蔵相を務め、’58年憲法諮問会議議長になる。著書に「フランスはヨーロッパを救った」(’47年)、「回想録」(’49年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報