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マウドゥーディー

百科事典マイペディア 「マウドゥーディー」の意味・わかりやすい解説

マウドゥーディー

インド生れのイスラム思想家・運動家新聞記者として勤務するかたわら,1926年にはヒンドゥー教徒に反論して《イスラムの聖戦》を著した。1932年からイスラム復興思想の雑誌発刊。1941年パキスタンの〈イスラム協会〉(ジャマーアテ・イスラーミーヤ)を創設パキスタンのイスラム国家化に尽力した。現代イスラム世界有数の学者の一人で,イスラム復興運動理論に大きな影響を与えた。
→関連項目ジャマーアテ・イスラーミー

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

20世紀西洋人名事典 「マウドゥーディー」の解説

マウドゥーディー
Mawdūdī


1903 - 1980
パキスタンの政治家
1920年新聞編集者を経て、’26年「イスラムの聖戦」を出版。’32年イスラム主義思想の雑誌「コーランのタルジューマン」を発行。’41年ジャマーアテ・イスラーミーを創立。’43年「コーラン注釈」を出版する。’53年ラホール暴動で死刑判決(のち減刑)を受け、しばしば活動停止処分を受ける。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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