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聖戦 せいせんholy war

翻訳|holy war

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

聖戦
せいせん
holy war

宗教的イデオロギーにより鼓舞され遂行される戦争。歴史的には 11世紀末~13世紀にかけて,ローマ教皇十字軍を組織して行なった戦争や,イスラム教国の版図拡大戦争を典型とする。第2次世界大戦後のアメリカ,ソ連を中心とする二大陣営の対立下で,両者が自由主義あるいは共産主義体制の絶対的優位性を信じて,他者を屈服させようとした冷戦状況も,一種の聖戦イデオロギーの表われであった。日本では第2次世界大戦中,この言葉が国家総動員スローガンとして使われた。イスラム世界ではジハード jihād (本来の意味は努力) といい,近年では,80年に勃発したイラン・イラク戦争や 91年の湾岸戦争も聖戦として位置づけている。

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デジタル大辞泉の解説

せい‐せん【聖戦】

神聖な目的のための戦争。
ジハード

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世界大百科事典 第2版の解説

せいせん【聖戦 holy war】

古代オリエントに一般的な信仰によると,神々がみずから戦争を指揮して戦い勝利を収めると考えられた。シュメール人は,都市国家間の争いを各都市の所有者である神々の争いと考え,アッシリア人は,アッシュール神が遠征の命令を下し,王とともに戦場で戦うと信じた。古代人にとって,敵に勝つことは単なる世俗的事件ではなく,自然・人間界の秩序を破壊する悪の力を克服することを意味した。ウガリト神話は,主神エールやバアルが神々の集会を指揮して混沌の力と戦い,勝利を収めたことを語る。

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大辞林 第三版の解説

せいせん【聖戦】

宗教的に神聖とみなされる目的のために戦われる戦争。また、正義の戦い。

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