マオウ科(読み)マオウか(その他表記)Ephedraceae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マオウ科」の意味・わかりやすい解説

マオウ科
マオウか
Ephedraceae

裸子植物グネツム目の1科。南北両半球の暖温帯に1属 (マオウ属 Ephedra) 約 40種がある。いずれも低木で分枝をよく繰返し,鱗片状に退化した葉を対生する。花は単性で,雄花は長い穂をつくり,個々の花には1片の花被片と数本のおしべがある。雌花は通常1または2個つき,癒合して浅い筒になった花被の中に1個のめしべがある。雌雄花とも,退化した異性生殖器官 (おしべまたはめしべ) は痕跡さえももたず,完全な単性花である。種子は核果状,赤褐色で,木化した花被に包まれるが,さらにその外側を多肉な包が包む。中国産の1種マオウ (麻黄)は薬用植物として有名である。

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