20世紀西洋人名事典 「マッキンレイキャントー」の解説
マッキンレイ キャントー
Mackinlay Kantor
1904 -
米国の作家。
アイオワ州ウエブスターシティ出身。
学校で正規の教育を受けずに早くから作家活動を始める。処女作はシカゴのギャングを描いた「ダイバーセイ」(1928年)で、ゲティスバーグの戦闘を写実的に描いた「勇者を永遠に」(’34年)で認められ、「ビュグル・アンの声」(’35年)も高い評価を受ける。南北戦争を取り扱った「アンダーソンビル」(’55年)では南軍の捕虜収容所の残虐さを描き、ピュリッツアー賞受賞。映画「我等の生涯の最良の年」のシナリオも書く。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報