20世紀西洋人名事典 「マックスデッソワール」の解説
マックス デッソワール
Max Dessoir
1867.2.8 - 1947.7.19
ドイツの美学者,心理学者。
元・フランクフルト大教授。
ベルリン生まれ。
哲学や医学を学び、1897〜1934年ベルリン大学の助教授や教授として活躍。’35年ユダヤ系であるがために職を解雇され、’43年ケーニヒシュタインに行く。その間’06年「美学と一般芸術学雑誌」を創刊したり、’09年「美学と一般芸術学協会」を設立する。従来の考え方とは異なった「芸術的なもの」というのは、美的なものとは、完全には重なり合わないものであると主張した。著書に「二重人格」(1890年)や「美学と一般芸術学」(’06年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報