20世紀西洋人名事典 「マックスリーバーマン」の解説
マックス リーバーマン
Max Liebermann
1847.7.20 - 1935.2.8
ドイツの画家。
元・ベルリン分離派議長,元・プロイセン芸術アカデミー総裁。
ベルリン生まれ。
ドイツにおける印象主義を代表する画家。ワイマール美術学校に学ぶ。1873〜1878年パリに滞在し、バルビゾン派の影響を受け、自然主義的作風を確立。その後ミュンヘン、ベルリンで活動。’1890年代にはしだいに明るい色彩を用いるようになり、「女と山羊たち」(1890年)をはじめ、風景画、肖像画、風俗画、生物画の各領域でドイツ印象主義の代表的作品を残した。1898年ベルリン分離派を創設し、翌年その議長となる。1920〜33年プロイセン芸術アカデミー総裁。他の作品に「市長ペーターセン氏」(1891年)、「アムステルダムのユダヤ街」(1905年)等多数。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報