現代外国人名録2016 「マニュエルルグリ」の解説
マニュエル ルグリ
Manuel Legris
- 職業・肩書
- バレエダンサー ウィーン国立バレエ団芸術監督
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1964年10月19日
- 出生地
- パリ
- 本名
- Legris,Manuel Christophe
- 学歴
- パリ・オペラ座バレエ学校〔1980年〕卒
- 勲章褒章
- フランス芸術文化勲章シュバリエ章〔1993年〕, メリット国家勲章シュバリエ章〔2002年〕, フランス芸術文化勲章コマンドール章〔2009年〕
- 受賞
- カルポー賞〔1986年〕,ニジンスキー賞〔1988年〕,ブノワ賞〔1998年・2000年〕,レオニード・マシーン賞〔2001年〕,Danza&Danza賞〔2002年〕
- 経歴
- 4歳でバレエを始め、8歳でパリ・オペラ座バレエ学校に入学。1980年16歳でパリ・オペラ座バレエ団に入団。’83年フォーサイスの「フランス/ダンス」初演。芸術監督ヌレーエフの抜擢で次々と重要な役を与えられ、’86年メトロポリタン歌劇場で「ライモンダ」に主演、終演後、21歳でエトワール(最高位のダンサー)に指名される。以来、モーリス・ベジャール、ウィリアム・フォーサイス、ジョン・ノイマイヤーら現代を代表する振付師が次々に作品を提供、その世界初演を多く手がけている。古典から現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、ダンス・クラシック理論の理想的な具現者といわれる。主なレパートリーに「ジゼル」「ロミオとジュリエット」(ヌレエフ版)「白鳥の湖」「ライモンダ」「くるみ割り人形」「ドン・キホーテ」「ラ・バヤデール」「ラ・シルフィード」、バランシンの「放蕩息子」「ジュエルズ」、ロビンズの「アザーダンス」「ダンス組曲」、マクミランの「マノン」「三人姉妹」、プティの「アルルの女」「カルメン」、ベジャールの「コンクール」「さすらう若者の歌」、ノイマイヤー「シルヴィア」「椿姫」、キリアン「優しい嘘」、クランコ「オネーギン」など。2009年5月現役引退。2010年9月ウィーン国立バレエ団の芸術監督に就任。ウィーン国立歌劇場とウィーン・フォルクオーパーの二つの劇場で踊るダンサー達を率いる。1986年以来公演で度々来日。世界バレエフェスティバルには第5回(1988年)から連続10回出場。2000年1月バレエダンサー東京で写真家・篠山紀信撮影による展覧会を開催。1996年より日本で恒例化していた“座長公演”を2007年夏で終止符を打つ。その後、「マニュエル・ルグリの世界」「マニュエル・ルグリの新しき世界」を上演。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報