20世紀西洋人名事典 「マリオソアレス」の解説
マリオ ソアレス
Mario Soares
1924.12.7 -
ポルトガルの政治家。
元・ポルトガル首相。
リスボン生まれ。
政治家で学者のロペス・ソアレスの息子。リスボン大学で法学を学び、卒業後反サラザール運動に参加。投獄を繰り返し1970年国外亡命、’73年フランスでポルトガル社会党を結成し書記長となる。’74年革命後帰国し臨時政府の外相を務め、一時下野するが’76〜78年、’83〜85年首相を務め経済危機を切り抜け、’86年左翼統一候補として大統領に選出される。著書に「猿ぐつわをはめられたポルトガル」(’72年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報