20世紀西洋人名事典 の解説
マルシェル・チャスター チネール
Marcelle Chasteau Tinayre
1872 - 1948
小説家。
1897年処女作「恋するまで」を発表し、文壇にデビューする。1899年「罪の家」で、たくましい思考力と、客観的で詳細な描写が評価を得る。彼女の作品は、人物をいきいきと表し、宗教や社会問題も取り上げ、歴史小説も手掛けた。他の代表作に「エレ」(1900年)や「反抗」(’05年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報