日本大百科全書(ニッポニカ) 「マルタバン」の意味・わかりやすい解説 マルタバンまるたばんMartaban ミャンマー(ビルマ)南部、タニンタリー管区の港町。マルタバン湾に注ぐサルウィン川河口北岸に位置、対岸のモールメインと鉄道で連絡。モールメインに次ぐ、サルウィン、ジャイン、アタラン川複合デルタ地帯の商業、交通の中心地で、鉄道車両や陶磁器の工場がある。13世紀にはモン人がこの地方に建てた王国の都であった。[酒井敏明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例