マルヌ県(読み)マルヌ(その他表記)Marne

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マルヌ県」の意味・わかりやすい解説

マルヌ〔県〕
マルヌ
Marne

フランス北東部,シャンパーニュアルデンヌ地域 (レジオン) の県。県都シャロンアンシャンパーニュ。マルヌ川が南東から北西に貫流する。北東部はエーヌ川によって灌漑され,森林に覆われたアルゴンヌの山地がロレーヌ地方との境をなす。マルヌ川の流域は温暖な気候と肥沃な地味に恵まれ,ランス,エペルネを中心にシャンパンの一大産地を形成。県の東部は乾燥シャンパーニュと呼ばれる白亜質の台地で(→シャンパーニュ),ヒツジの飼育を主とする不毛の地であったが,農業技術の発達に伴い穀物栽培も可能となった。美しいランス大聖堂で知られるランスは中世から交易と織物の中心地で,シャロンとともに機械工業も盛んである。面積 8162km2。人口 55万8217 (1990) 。

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