現代外国人名録2016 「マンモハンシン」の解説
マンモハン シン
Manmohan Singh
- 職業・肩書
- 政治家,エコノミスト 元インド首相
- 国籍
- インド
- 生年月日
- 1932年9月26日
- 出生地
- 西パンジャブ(パキスタン)
- 学歴
- パンジャブ大学大学院〔1954年〕修士課程修了,ケンブリッジ大学,オックスフォード大学大学院博士課程修了
- 学位
- 経済学博士(オックスフォード大学)〔1962年〕
- 勲章褒章
- 桐花大綬章(日本)〔2014年〕
- 受賞
- アダム・スミス賞,日経アジア賞(経済発展部門,第2回)〔1997年〕
- 経歴
- パンジャブ大学教授、デリー大学教授、UNCTAD出向を経て、1971年インド商業省で政府経済顧問、’72年財務省で首席経済顧問、’76〜80年財務次官。’82〜85年インド準備銀行総裁。’86年首相顧問(経済担当)。’91年上院議員となり、’91年6月〜’96年5月ラオ政権で財務相を務め、経済自由化の推進役を果たした。’98年〜2004年国民会議派の上院議員団長。この間、’99年10月総選挙で下院議員に出馬するが落選。のち再び上院議員に選出。2004年5月国民会議派が総選挙で勝利を収め、ソニア・ガンジー総裁の首相就任が決まるが、外国出身者の首相就任に対する野党の攻撃が強まり総裁が就任を辞退、その後首相に選出される。敬虔なシーク教徒で少数派のシーク教徒の首相就任は初。2008年米印原子力協定を結び、外交上の大転換を実現。2009年5月総選挙で再び国民会議派が圧勝し、首相に再任。2014年総選挙後の5月に退任。インドを代表するエコノミストとして知られる。ケンブリッジ大学セントジョーンズカレッジ名誉会員。1992年インド投資セミナーで講演のため来日。著書に「インドの輸出動向と自立成長の展望」(’64年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報