デジタル大辞泉
「マーチソン滝」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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マーチソン滝
マーチソンだき
Murchison Falls
ウガンダ北西部のビクトリアナイル川下流部にある滝。カバレガ滝ともいう。モブツセセセコ湖に注ぐ約 32km手前に位置する。階段状の 3滝からなり,最上流の滝とモブツセセセコ湖との落差は約 120m。最下流の滝は幅わずかに 6mで,岩の割れ目から 50m下の滝壺に落下する。1860年代中頃イギリスのサミュエル・W.ベーカーが到達,地質学者ロデリック・I.マーチソンにちなんで命名された。マーチソン滝国立公園(面積約 3895km2。1952指定)の中心的景観をなす。周辺にはゾウ,バッファロー,キリンなど野生動物が多く生息する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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「マーチソン滝」の意味・わかりやすい解説
マーチソン滝【マーチソンたき】
ウガンダ北西部,ビクトリア・ナイルの下流,アルバート湖の東35kmにある滝。幅60m,落差120m。
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世界大百科事典(旧版)内のマーチソン滝の言及
【アルバート[湖]】より
…ナイル川の水源調査隊の一つ,S.ベーカー夫妻によって1864年3月に発見され,ビクトリア女王の夫君の名をとって命名された。北東端部にビクトリア・ナイルが注ぐが,流入直前の落差120mにおよぶマーチソン滝を中心に広い国立公園が設けられている。かつて多く生息していたワニとカバは減少したが,魚類は豊富で,年平均水揚高は1万2000tあり,国民の重要なタンパク源の一部となっている。…
※「マーチソン滝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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